ビジネスSNSを活用することで社外から問題発見の糸口を見つける

ビジネスチャットTEんWAがお送りする業務改善、ノウハウブログ

ビジネス利用、プライベート利用を問わず、今では誰もがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用するようになりました。2004年にmixi、GREEというふたつの国産SNSが誕生して以来、日本国内でもSNSの認知度は向上し利用者は年々増していきましたし、2006年にアメリカでTwitterが誕生するや全世界的にSNSの輪が広がりました。

これらのサービス以外にも、LINE、Facebookなども定着しています。

 

mixi、GREEから広がった国内SNS利用

日本においては、これらのSNSサービスはプライベート利用がメインとなっており、機密保持などの理由以外にも「プライベートとビジネスは切り分けたい」「ビジネスでつながっただけの相手にプライベートまで見せたくない」といった理由から、ビジネス利用はあまり活発ではありません。Facebookについては実名登録制、個人プロフィール欄の充実などからビジネス利用目的で使用されることも増えてきましたが、その場合もビジネス用の新アカウントを取得するといったケースが見られます。

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北米ではすでに定番ツール化したビジネス特化SNS「LinkedIn」

SNSによる「人との繋がり」の機会の増大は、ビジネスとは非常に相性がいいものです。プライベートとの切り分けさえ可能ならば、積極的に利用したいという人も多いでしょう。

そうしたニーズに応えるべく登場し、近年広がりを見せ始めているのが、ビジネス利用に特化したSNSです。2003年にアメリカで誕生し「ビジネス特化SNS」としてユーザーを増やした「LinkedIn」は、2011年には日本向けローカライズも開始され、国内でも利用できるようになりました。

ビジネス特化型だけに、プロフィールページも充実しており、これまでの自分のキャリアをアピールする欄がデフォルトで設けられてもいます。北米ではLinkedInを介した転職、中途採用が8割にも及ぶほどの影響力を持っています。

また転職のため以外にも、ビジネスの様々な分野の専門家と簡単にコンタクトを取ることができるため、LinkedIn上での会話が気づきや学び、新たな視点の発見に繋がることも多くなります。もちろんビジネスパートナーの発見や、事業の受注、発注に繋がるケースも多く、2016年現在注目を集めているSNSとなっています。

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利用者は全員ビジネスマン。外部からの目線が新たなアイデアを生む

LinkedInを利用するメリットのひとつに、登録ユーザーは基本的に「ビジネス目的」という共通点があるために、投稿内容やレスポンスの内容も「ビジネス目線」となることがあります。

通常のコミュニケーションを目的としたSNSの場合、あなたが抱えるビジネス用の悩みを投稿したところで、帰ってくるのは「頑張って!」といった応援の言葉程度になってしまうのではないでしょうか。それは、そのSNSであなたとつながっている人々は「友達」であり、「ビジネスパートナー」ではないからです。そこにビジネス的な目線はなく、またビジネス的な意見があったとしても、書き込むことに躊躇する空気(プライベートとビジネスの切り分け)が存在しています。

ビジネス特化のSNSの場合、そうした「優しい空気」よりも、ビジネスマンとしての厳しい意見が優先されるケースが多くなります。TwitterやFacebookでは得ることのできない、そしてあなたにとって有益なアドバイスが得られるかもしれません。

また、ビジネス向けSNSであなたと繋がるユーザーは、なにも同業であるとは限りません。IT系、トレーダー、ベンチャー、中小企業のオーナーから大企業の社員まで、様々な業種のユーザーと繋がることができるため、時には同業者からは得ることができない「外からの目線」でのアドバイスを得られるかもしれません。その業種、ジャンルでは当然とされていた固定観念を打ち破るようなアイデアは、内側からはなかなか出てこないもの。逆に、社外や他業種からのアドバイスが新たな気づきに繋がるケースも多いはずです。

※記載の会社名・商品名・ロゴマーク等は各社の日本および他国における商標または登録商標です。

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