ビジネスチャットと人工知能の可能性

ビジネスチャットTEんWAがお送りする業務改善、ノウハウブログ

チャットの世界では昔から人工知能がかかわっていたことをご存知でしょうか。実際には人工無能とも呼ばれるもので、親しみやすい言葉としてはbotが挙げられます。

人工知能と人工無能

人工知能が、ものを考え行動するように記憶を作り学んでいくことに対して、チャットbotは学ぶわけではありません。ある種の単語をキーワードとして、これに反応し、返答を返すというシステマティックな仕組みを持ちます。会話のように見せますが、実は文章を理解しているわけではないというところから、人工無能と呼ばれるようになった経緯があります。

このbotは年々進歩を続け、今ではさまざまな手法が考え出されるようになりました。以前のようにただデータベースに照合して返答をするだけではなくなり、もっともらしい言葉を作り出すことができるようになってきました。ひとつのプログラミングでありながら機械ではないようなイメージを与えることができるようになったのです。そのまま考えれば、遊びの範囲を超えないイメージが強く出ていますが、実はビジネスチャットにも導入し、可能性を模索するような動きも出てきています。


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アプリをすべてチャットbotが動かす時代へ

そもそも、チャットbotは、特定のキーワードに反応することがポイントにあります。キーワードの範囲を広げていけば、それだけ優秀になると考えられます。しかし、人間の脳のような柔軟性の実現は不可能な領域であり、その点において不自然さが出てきたのは確かです。
プログラムされた範囲でしか行動できないことはデメリットであることは間違いありません。ですが、特定のキーワードにきちんと反応することにより、ビジネスチャット内で対応させようと模索され始めました。

たとえば、○○株式会社を検索と入力したとします。そうすると、チャットbotが自分で検索エンジンを立ち上げ検索を開始して、その内容を提示するというものです。他にも、地図情報を表示したり、そこまでの移動手段やルート、時間、費用を自動計算することもできるようになります。
この目的は、チャットにおけるやり取りのうち自動化できる部分はチャットbotにさせることによって効率化しようとすることです。自分で検索エンジンを立ち上げたり、地図アプリを立ち上げ検索する手間は意外にかかるものです。実はこうした動作のほとんどはチャットbotに置き換えることが可能であり、ビジネスシーンでの効率化に大きく影響すると考えられています。

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データマイニングやメンタルケアとしても

現在考えられているものは、アプリの代行を目的とするものがほとんどです。清算システムを立ち上げさせ、チャット上にあるデータから経費の精算をさせたりする方法も考えられています。ですが、もっとも忘れてはいけないことは、チャットという何気ない会話の中には、さまざまなヒントが埋もれているかもしれないということです。

アイデアを出し合ったりしていると、思わぬことが浮き上がってきたりするでしょう。こうしたデータマイニングをチャットbotにさせることもできます。何も多くの人を集める必要はなく、1対1でチャットbotと会話をしていても、そこから思わぬヒントに広げてくれる可能性もあるのです。

また、こうしたチャットbotの可能性はメンタルケアの分野にも及んでいます。悩みがあったとしても、ビジネスの場ではなかなか吐き出すことができない場合があるものです。そんな時でも、グループ機能でチャットbotを組み入れれば、単純な構造ではありますが話し相手にすることができます。

多くのものが自動化されてきた中でツールによるケアは難しいとされたメンタルケアですが、それも部分的にはbotによって解決ができるのではないかと考えられるようになってきました。ビジネスチャットはそのプラットフォームとして大幅な効率化を可能にするものです。これからのビジネスを考えるうえではこうしたツールの利用はかかせないものとなってくるでしょう。

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