
ビジネスチャットTEんWAがお送りする業務改善、ノウハウブログ
近年、IT企業などを中心に導入が進んでいるオフィスの「フリーアドレス制」です。社員一人一人がデスクを固定しないこの制度は、一見革新的にも思えますが同時にデメリットとなる部分もあります。
オフィスのフリーアドレス制には一体どのようなメリット・デメリットがあるのかご紹介します。
フリーアドレス制とは?
フリーアドレス制とは、一見メールアドレスの制度の話と勘違いしがちですが、これはオフィスのデスク(机)に関する制度です。
社員一人一人にデスクが与えられ、毎日決まったデスクで働くのが従来型のオフィスでした。デスクを固定せずその日の気分で好きなデスクを使い働けるのが「フリーアドレス制」のオフィスです。フリーアドレス制のオフィスの場合、出社後に部署や課の関係なしに自分の気に入った場所のデスクで仕事ができ、途中で場所を変えたりするのも自由です。フリーアドレス制は、IT関連の企業など時代の先をいく企業が徐々に導入し始めており、大手にはGoogle社などが先行してフリーアドレス制を導入しています。
フリーアドレス制のメリット
オフィスのフリーアドレス制には次のようなメリットがあります。
気分転換になる
その日の気分で好きな場所のデスクで働けるため、気分転換になります。良い刺激になるため、仕事効率のアップや発想力のアップなども期待できます。
社内のコミュニケーションが活性化する
フリーアドレス制により違う部署の社員同士や普段あまり関わらない社員同士での交流が生まれます。そのため社内のコミュニケーションが活性化し社内全体のモチベーションアップにつながるのです。
オフィスの省スペース化に
フリーアドレス制の場合、デスク毎にキャビネットを用意する必要もなくオフィスの物自体も減るため、無駄なスペースが減りオフィスの省スペース化に貢献します。

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フリーアドレス制のデメリット
フリーアドレス制はメリットがある反面、デメリットとなる部分もあります。
フリーアドレス制のデメリットとしては次のようなものです。
勤怠の状態が把握しにくい
フリーアドレス制の場合、デスクの場所が固定されないため上司は部下の勤怠が把握しにくくなります。このためそれを利用し出社時間がルーズになり遅刻や、休憩時間がルーズになり休憩に行ったまま帰ってこないなどが蔓延するようになります。
ランニングコストが掛かる
新たにフリーアドレス制を導入する場合、社員の荷物を保管するロッカー、ペーパーレス化の整備、社内どこでも使えるネットワーク機能などのインフラを整えなければいけません。そのためのランニングコストが発生するのがデメリットです。
元々の人間関係が薄れる?
フリーアドレス制は社内のコミュニケーションを活性化させる反面、密なコミュニケーションが薄れ社内全体が他人行儀になってしまうことがあります。特に従来の上司部下の関係、同じ職場の仲間関係というのは薄れていくかもしれません。
またパソコン一つで仕事ができる職種であればフリーアドレス制は違和感ないですが、書類ベースの作業やチームプレイが前提となっている職種だとフリーアドレス制に移行するのは簡単ではないでしょう。フリーアドレス制にはそういった向き不向きの部分もあります。

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