作るだけでは逆効果!? ToDoリストの問題点と改善方法

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仕事の効率化手段としてもてはやされてきた「ToDoリスト」ですが、単にToDoリストを作ったからといってプラス効果になるわけではなく、場合によってはToDoリストが仕事の邪魔をする存在となってしまうこともあります。
そこで、ここではToDoリストが抱える問題点とその改善方法についてご紹介していきます。

ToDoリスト作りで満足しない

ToDoリストを作る上で、まず問題となるのが「ToDoリストを作って満足してしまうこと」です。ToDoリストを作ると、それだけであたかも仕事をしたような錯覚に陥ります。リストが完成しただけで仕事を終えた気になったり、疲れてしまったりすることも……。これでは本末転倒、仕事の効率を落とすだけです。
この問題点の対策としては、意識的な話になりますがToDoリスト作りに焦点をあてるのではなくタスクの達成の方に焦点をあてることが重要です。「ToDoリストはあくまで目的達成の手段」と考えることで、リスト作りだけで満足することは減り、仕事効率もToDoリスト自体の質も上がっていくはずです。

ToDoリストに書くタスクは選別する

タスクが発生したら何でもとにかくToDoリストに書き上げ、リストに書かれているタスクの数が常に数十個にも数百個にもなっているという人はいないでしょうか。これもToDoリストの問題点の一つです。

タスクの数が多すぎるとやる気が失われますし、多すぎるタスクを管理するだけでも無駄な時間を使います。

この問題点の対策は、ToDoリストに書くタスクをある程度選別することです。例えばあまりに雑用的なタスク、緊急性を問わないタスク、自分でも達成するつもりのないようなタスク(達成できないようなタスク)については無理にToDoリストに書かないのが懸命です。もしくは、目的達成用のToDoリストとメモ用のToDoリストでシートを分けるのも一つの手だと言えるでしょう。

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ToDoリストの期限は厳しく設定する

ToDoリストに書いたタスクの期限を、余裕を持ってゆるく設定していませんか?

人は設定された期限に合わせて行動する傾向があり、期限をゆるく設定するとそれに合わせて仕事のスピードを落としてしまうことがあります。ToDoリストが仕事を遅くしてしまうケースです。
この問題点の対策としては、期限をある程度厳しく設定することが挙げられます。あまりにタイトな期限にしてしまうのも問題ですが、本来の予定日より多少厳しく設定するくらいが仕事の効率を上げるにはちょうど良いでしょう。ToDoリスト上で厳しく期限を設定し早めに動いていれば、もし不意なトラブルなどがあってもリスケ対応がしやすくなります。

 

ToDoリストにこだわり過ぎない

「ToDoリストの内容を達成すること」が第一目標となってしまって、本来今やるべきことが疎かになってしまっている方も意外と多いのではないでしょうか。

ToDoリストを達成するだけが仕事ではありませんし、仕事というのは常に状況が変わっていくもの。ToDoリストの内容だけにこだわり過ぎるのは本末転倒です。特に完璧主義の方は注意した方が良いかもしれません。

ToDoリストというは万能ではなく、作ったからといって必ずしも仕事が効率化するわけではありません。仕事を効率化するにはToDoリストを自身がどう扱うか、どう捉えるかが一番重要であると言えるでしょう。

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